消費者金融の裏話

消費者金融業界は過払い金や総量規制によって潰された?

2016年現在、消費者金融業界も業績が回復傾向にあり、
「黒田バズーカ3」とも言われる史上初のマイナス金利導入
追い風となりそうな気配ですが、2007年頃以降、過払い金返還請求が
認められてからの数年間は試練の時期
ともいえるものでした。

でもちょっと不思議だと思いませんか?
利息制限法では1954年の改正以降、上限金利はずっと20%でした。
対して出資法の上限金利は段階的に引き下げられてきたとはいえ
20%と利息制限法に足並みをそろえたのは2010年、
実に56年間もの間出資法の上限金利は高い水準のままでした。

二つの上限金利の変遷を考えるにあたって、
消費者金融を中心に論ずるべきものではありませんし、
消費者金融も80年代以降に消費者にとってポピュラーな存在となったわけで・・・。
ただ少なくとも、多重債務者の増加が問題となってきた90年代には、
この上限金利や返済能力を問わない貸付に問題があるであろうことは
誰の目にも明らかだったのではないかとも思えるわけです。

最高裁でグレーゾーン金利を原則無効とした2006年の判決、
これが貸金業界の大きな分岐点となったわけですね。
それ以前の言ってみれば野放しだった状況からの激変は、
政治的な力が関わっていないと果たして言い切れるものなのか?

この当時は小泉劇場などともいわれた小泉内閣の時代。
そもそもわが国においても表向きは、司法と行政の分離は原則とされていますが、
全く分離していたのか、またしているのかは、
さまざまな事件や事象についての検察の動きなどから見れば、
疑念を抱かざるを得ない点も少なくないでしょう。
その後の民主党政権時代、小沢一郎氏の政治資金問題での逮捕劇などを見る限り、
検察は必ずしも現政権側とは限らない場合もあることがわかります。

金融業界はやはり銀行が一番でなくてはならない?

民間銀行はもともと財閥を母体とするものであり、
財閥といえば俗に言うお金持ちの最たる部類ですね。
資本主義社会の原理である「お金持ち=強者」でなくてはなりません。
というよりもそうならざるを得ないといったほうが良いでしょう。

消費者金融をはじめとする貸金業界では、80年代からの約20年に渡って、
信用度の低いユーザーをターゲットとして比較的高い金利で貸付を行ってきました。
このことによって「お金持ち=強者」の予想していた以上に、
貸金業界が力を持ってしまう可能性を危惧されたのではないかと。

多重債務者の救済という大儀名分をもって改正された貸金業法。
これ以降、消費者金融は銀行との提携や傘下に入るなどして、
銀行カードローンなどの貸付が、これまでよりもハードルを下げた迅速な審査を取りいれることになり、 まるで消費者金融のサービスを目指しているかのようにも見えます。

ところで日本銀行の出資元って?

民間銀行の大元締めといえば日本銀行。
まるで国が設置した機関のような錯覚に陥りやすいですね。
まあ国が半分強は出資はしているものの、残りの45%の出資元は公開されていません。
そういった意味では日本銀行もまた民間の金融機関であることは間違いありません。
この公開されていない出資元、かなりの発言権を持っているのでしょうか?

さて、少々わかりにくいお話になってしまった感もありますが、
これ以上はあえて詳しく書きません。
そうそう「出る杭は打たれる」とはよく言ったものですね。

COPYRIGHT© 2013 消費者金融の裏話 ALL RIGHTS RESERVED.